全国を巡る旅 第2弾 35日目:足寄~オンネトー~十勝平野
2019年10月15日(火):2ヶ月半に及ぶ長旅の35日目です。
素晴らしい好天の下、足寄~オンネトー~十勝平野を巡りました。
本日の移動ルート
走行距離:263キロ
本日の旅の記録
昨晩は足寄町にある道の駅「あしょろ銀河ホール21」で車中泊しました。
松山千春さんの故郷、足寄の町が朝陽で黄金色に輝いています。
2004年に北海道ちほく高原鉄道「ふるさと銀河線」の足寄駅として造られた建物が道の駅に活用されています。
2006年4月21日に「ふるさと銀河線」は廃止されたそうです。
木造時代の旧足寄駅舎を復元した多目的観光施設も建てられています。
町内で生産されたカラマツ材が使われているそうです。
足が寄る町ならではの「足型工房」が入っています。
松山千春さんのデビュー30周年を記念して「大空と大地の中で」の歌碑が建立されていました。
手形のスイッチを押すと曲が流れるようですが、早朝6時半前なので止めておきました。
実は私、カラオケで松山千春さんの歌を何曲か唄うのですが、「北海道行くなら足寄に寄って来い!」と言われて参りました。
往復2時間をロスしましたが、昨日居た阿寒湖の方に戻りました。
戻った先は五色沼と呼ばれる、北海道三大秘湖の一つ「オンネトー」です。
早朝に訪れると凪いだ水鏡のような湖面に周りの木々が写り込んでたいへん美しいそうです。
この日は朝8時でしたが残念ながら波立っており、ごく普通の沼でした・・・。
オンネトーから足寄の町に戻る道道664号線です。
オンネトーから5kmの間、クルマを停めている場所まで未舗装のダートでした。
道の駅「ピア21しほろ」にじいろ食堂で、しほろ牛丼定食 880円を頂きました。
帯広競馬場「ばんえい十勝」に寄りました。
十勝はこの年(2019年)の4月~9月に放送された、100作目の連続テレビ小説「なつぞら」の舞台です。
ばんえい競馬を見たかったのですが、残念ながらレースは開催されない日でした。
続いて北海道帯広市幸福町にある、幸福交通公園に寄りました。
帯広に来たら此処は外せません。
旧国鉄 広尾線は1987年(昭和62年)に廃止されましたが、「幸福駅」は公園として残されています。
1973年(昭和48年)にNHKの「新日本紀行」で取り上げられてから、「愛の国から幸福へ」をキャッチフレーズに愛国駅と共に一躍有名になりました。
2013年(平成25年)に建て替えられたそうですが、待合室として使われた木造の駅舎跡です。
また、「幸福の鐘」を鳴らせば幸せが舞い込むそうです。
駅舎跡は内も外も売店で購入できるピンクの切符に願い事や名前を書いて貼り付けられています。
なお、当時の「愛国から幸福ゆき」の切符は4年で約1千万枚売れたそうです。
恥ずかしながら、私も一枚購入してみました。
北海道で唯一のFIA公認サーキット「十勝スピードウェイ」です。
十勝平野を一望する丘に総工費100億円を掛けて1993年(平成5年5月5日)にオープンしています。
1990年代には十勝24時間レース、全日本ツーリングカー選手権、全日本F3000選手権など、そうそうたる大会が催されました。
2004年には全日本GT選手権(今で言うスーパーGT)の大会も開催されています。
立派なセーフティカーです。
全長5,100mのフラットなコース・レイアウトです。
この日はオートバイの走り納めの日でした。さすが北海道、早くも冬の訪れが近付いています。
北広島市のバイク屋「ブラビッシモ」さんの車両のようです。
パドックビル(コントロールタワー)です。
サーキットテラスです。2階に140名収容のレストランがあります。
札幌市のホンダ車を手掛けるチューナー「Lair Factory(ライアファクトリー)」さんのN1仕様車でしょうか。
札幌出身と言えば、私が最も注目している若手ドライバー大湯都史樹さんがハンドルを握った車両かも知れません。
雄大な十勝平野の美しい日没です。
この後は12日振りに帯広のホテルで疲れを落としました。
本日のまとめ
松山千春さんの故郷「足寄」で目覚めた後、昨日居た阿寒湖の方にわざわざ戻った「オンネトー」がイマイチで、更に「ばんえい十勝」ではレースが行われない日で空振りに終わりました。
嫌な一日になりそうでしたが、その後の「幸福駅」と「十勝スピードウェイ」は好天にも恵まれてたいへん有意義でした。
明日は襟裳岬を目指します。