全国を巡る旅 第2弾 67日目:「SUZUKA Sound of ENGINE 2019」土曜日
2019年11月16日(土):2ヶ月半に及ぶ長旅の67日目です。
モータースポーツに関連したヒストリックカーのイベント「鈴鹿サウンド・オブ・エンジン」の二日目(土曜日)をご紹介します。
昨日は不調で走れなかった大注目の6輪車F1「Tyrrell P34」が走行しました。
また、 レジェンド・ライダーのウェイン・レイニーさんが26年振りにオートバイを走らせる姿を披露されました。
本日の移動ルート
走行距離:20キロ
※この日の立ち寄り先は鈴鹿サーキットのみです。
本日の記録
昨晩は鈴鹿サーキットに近い道の駅「津かわげ」で車中泊しました。
朝8時からの走行開始に合わせてサーキット入りします。
先ずはFL500のフリー走行が始まります。
1975年式のFL500「ウエスト 759」です。
当時、中嶋悟さんがドライブした車両だそうです。
1977年式のFL500「ファルコン 77A」です。
1977年式のFL500「KS-07」です。
次は「60’s Racing Car」のフリー走行が行われます。
1969年式のConiglio(コニリオ)です。
ベース車両はホンダS800で、ノバ・エンジニアリングが製作したそうです。
1959年式のLotus Eliteです。
1968年式のLOLA T70 MkⅢです。
’68日本グランプリにタキ・レーシングから長谷見昌弘さんのドライブで出場しています。
1968年式のMacransaです。
1967年式のMacransa LMです。
1967年式のABARTH OT1300 Series2です。
ルーフに載ったインテークと白くて太いマフラーが印象的な美しい車両です。
続いてVITA-01によるレジェンド・ドライバーのフリー走行です。
ドライバーは黒澤元治さんです。
黒澤琢弥さん、黒澤治樹さん、黒澤翼さん三人の実子もレーシング・ドライバーになられています。
ドライバーは福山英朗さんです。
ル・マン24時間レースでのクラス優勝や、全日本ツーリングカー選手権、全日本GT選手権、スーパーN1耐久ではシリーズチャンピオンを獲得されています。
ドライバーは「ミスタール・マン」こと、寺田陽次郎さんです。
1974年にル・マン24時間レースに初出場して以来、2008年まで27年連続出場と29回出場を記録されています。
ドライバーは戸谷千代三さんです。
ドライバーは桑島正美さんです。
ドライバーは柳田春人さんです。
富士スーパーシルエットレースで1980年と1983年にシリーズチャンピオンを獲得されています。
レーシング・ドライバーの柳田真孝さんは実子です。
ドライバーは長坂尚樹さんです。
全日本ツーリングカー選手権(JTC)で1985年と1987年にシリーズチャンピオンを獲得されています。
「MOTORCYCLE Heritage」のフリー走行が行われます。
1964年式のホンダ CB93です。
1962年式のNorton Dominator 650ssです。
1964年式のホンダ CB77です。
1971年式のカワサキ H1Rです。
※この写真はイラスト風に加工しています。
次は「Historic Formula Register」のフリー走行です。
前:1968年式のAlexis Mk14です。
後:1967年式のLotus 51Aです。
1967年式のBrabham BT21です。
1968年式のChevron B9です。
※この写真はイラスト風に加工しています。
1965年式のLotus 31です。
1969年式のRoyale RP2です。
1968年式のLotus 41Cです。
※この写真はイラスト風に加工しています。
1960年式のLotus 18です。
続いてGroup Cのフリー走行が行われます。
1991年式のRENOWN MAZDA 787Bです。
この年、ル・マン24時間レースで総合優勝を飾っていますが、この車両は全日本スポーツプロトタイプカー耐久選手権(JSPC)に合わせたスプリント仕様で、オレンジと緑のカラーが反転されています。
現在はマツダ㈱美祢総合自動車試験場(旧MINEサーキット)内のガレージで動態保存されているそうです。
1986年式のNISSAN R86Vです。
※この写真はイラスト風に加工しています。
1988年式のADVAN alpha PORSCHE 962Cです。
1989年式のCHARGE MAZDA 767Bです。
1985年式のTOYOTA TOM’S 85C-Lです。
「BH AUCTION RUN」が始まります。
Pagani Zonda Revolutionです。
サーキット走行に特化したゾンダRの最終仕様として2013年に発表され、世界で僅か5台のみが限定生産されています。
こちらは、2018年9月に77台限定で販売されたサーキット走行専用車両「Porsche 935 Flatnose」です。
続いてFormula 3000/Formula 2のフリー走行が行われます。
1993年の全日本F3000選手権にハインツ・ハラルド・フレンツェンさんのドライブで参戦したLOLA T93-50です。
1984年の全日本F2選手権に松本恵二さんのドライブで参戦したMarch 842です。
1990年式のLOLA T90-50です。
CAMELカラーで無限エンジンとAVONタイヤのロゴが見えます。
国際F3000選手権に参戦していた車両と思われますが正体不明です。ゴメンなさい。
1998年のフォーミュラ・ニッポンに野田英樹さんのドライブで参戦したコスモオイル・セルモ・ローラT98-51です。
1990年の全日本F3000選手権に片山右京さんのドライブで参戦したCABIN LOLA T90-50です。
2005年のフォーミュラニッポンに高木虎之介さんがTAKAGI PLANNING with CERUMOとして参戦したLOLA B351です。
1970年式のMarch 702です。
1988年の全日本F3000選手権にロス・チーバーさんのドライブで参戦したワコール・ダンロップ March 88Bです。
1967年式のMclaren M4Aです。
マクラーレンが初めて開発したジュニアフォーミュラ向けの車両だそうです。
ヨーロッパF2選手権に参戦した車両でしょうか。
1986年の全日本F2選手権にエイエ・エルグさんのドライブで参戦したDUNLOP FORMULA M2 YAMAHA March 86Jです。
’86年当時にこの実車を見てるんですが、サイドポンツーンのロゴはSPEED BOXじゃ無かったような…。
ここで、昨日は走行できなかった1976年式のTyrrell P34が走りました。
オーナーである元F1ドライバーのピエルルイジ・マルティニさんがドライブしています。
FL500のデモ・レースが東コース7周回で行われます。全13台が出走しました。
1976年式のFL500「ベルコ 97C」です。
1978年式のFL500「ハヤシ 712」です。
1977年式のFL500「ファルコン 77A」です。
1971年式のFL500「アウグスタ MKⅡ」です。デモ・レースの結果は1位でした。
デモ・レースとは言っても、ついつい熱くなられたようです。
旧いクルマですが、修復できるのでしょうか。…と書きながら、翌日も2台とも走ってました。
1980年式のFL500「ファルコン 80A」です。デモ・レースの結果は3位でした。
1974年式のFL500「マナティ MKⅠ」です。
1977年式のFL500「ファルコン 77A」です。
1976年式のFL500「KS-07」です。
1973年式のFL500「ハヤシ 706」です。
1978年式のFL500「マキシム A02」です。
続いて「Legend of Formula1」のフリー走行が始まります。
1967年式のCOOPER MASERATI T86です。
1989年式のLotus 101です。
’89当時、中嶋悟さんがドライブした車両です。
なお、この写真のドライバーはティエリー・ブーツェンさんです。
フィリップ・ストレイフさんがドライブした1988年式のAGS JH23です。
グンナー・ニルソンさんがドライブした1977年式のLotus 78です。
中嶋悟さんがドライブした1991年式のTyrrell 019です。
アレッサンドロ・ナニーニさんがドライブした1989年式のBenetton B189です。
※この写真はイラスト風に加工しています。
グリッド&ピットウォークの時間ですが私はそのチケットを持たない為、パドックを見て回ります。
タキ・レーシングによる1968年式のLOLA T70 MkⅢです。
1978年の全日本F2選手権で星野一義さんがシリーズチャンピオンを獲得したNOVA 532Pです。
由良拓也さんのデザインだそうです。
2018年9月に77台限定で販売されたサーキット走行専用車両「Porsche 935 Flatnose」です。
1998年のフォーミュラ・ニッポンにラルフ・ファーマンさんのドライブで参戦したSHIONOGI TEAM NOVAのLOLA T96-51です。
1986年の全日本F2選手権にエイエ・エルグさんのドライブで参戦したDUNLOP FORMULA M2 YAMAHA March 86Jです。
1990年の全日本F3000選手権に片山右京さんのドライブで参戦したCABIN LOLA T90-50です。
1993年の全日本ツーリングカー選手権に参戦したグループA車両「STPタイサンGT-R」です。
ニュージーランド製のSAKER RSC EXTREME 260と言うそうです。
Lamborghini Diablo SVです。
ファッションブランド「A BATHING APE」とコラボしたPagani Zonda Fです。
今日の昼飯はコレです。
中身は焼きそばです。
昨日の「そら・たべよ」ランチビュッフェからすると落差が激しいですが、美味しゅうございました。
午後一番はGroup Cのデモ・レースがフルコース8周回で行われます。全6台が出走しました。
1992年のIMSA開幕戦であるデイトナ24時間レースを制したNISSAN R91CPです。デモ・レースの結果は2位でした。
1985年の第53回ル・マン24時間レースに参戦したTOYOTA TOM’S 85C-Lです。
1991年式のRENOWN MAZDA 787Bです。デモ・レースの結果は1位でした。
1986年式のNISSAN R86Vです。
※この写真はイラスト風に加工しています。
1988年式のADVAN alpha PORSCHE 962Cです。デモ・レースの結果は3位でした。
1989年式のMAZDA 767Bです。
「Historic Formula Register」のデモ・レースがフルコース6周回で行われます。全26台が出走しました。
1968年式のAlexis Mk14です。
1969年式のChevron B15です。デモ・レースの結果は1位でした。
1967年式のLotus 51Aです。
1967年式のLotus 51Aです。
1969年式のLotus 59です。デモ・レースの結果は2位でした。
1968年式のBrabham BT21Bです。
ここで、サーキット走行専用車両「Porsche 935 Flatnose」が走りました。
次は「MOTORCYCLE Heritage」のデモ・レースが東コース5周回で行われます。全25台が出走しました。
1972年式のカワサキ H2Rです。
2ストローク3気筒748ccエンジンを搭載した750SS(マッハⅣ)のレーシングバージョンです。
1964年式のホンダ CB77です。
1929年式のThe SunbeamTT80です。
90年以上前のオートバイが実動しています。素晴らしい!感動しました!
「NISSAN Legend Cars」の走行です。
1964年に開催された第2回日本グランプリのGT-Ⅱクラスに参戦した、プリンス・スカイラインGT(S54)です。
長谷見昌弘さんがドライブされています。
1972年式SKYLINE 2000GT-R(KPGC10)のレース仕様車をドライブするのは松田次生さんです。
※この写真はイラスト風に加工しています。
1964年に開催された第2回日本グランプリのT-Ⅵクラスに参戦した、プリンス・グロリア・スーパー6(S41)です。
星野一義さんがドライブされています。
次は「60’s Racing Car」のデモ・レースが東コース6周回で行われます。全22台が出走しました。
1972年式のFAIRLADY 432Rです。
1966年式のFIAT ABARTH 1000SPです。
1967年式のDATSUN FAIRLADY 2000(SR311)です。
1969年式のSKYLINE GT-R(PGC10)です。
1966年式のMacransaです。
1968年式のMacransaです。
1960年式のLotus 19です。
1961年式のJAGUAR E Type S-1です。
1969年式のConiglio(コニリオ)です。
1964年式のBRABHAM BT8です。
続いて「Legend of Formula1」のデモ・レースがフルコース9周回で行われます。全7台が出走しました。
1981年式のAlfaromeo 179Cです。
1989年式のBenetton B189です。デモ・レースの結果は1位でした。
中嶋悟さんがドライブした1991年式のTyrrell 019です。
この写真のドライバーは次男の中嶋大祐さんです。
1989年式のLotus 101です。デモ・レースの結果は3位でした。
1967年式のCOOPER MASERATI T86です
1988年式のAGS JH23です。
1977年式のLotus 78です。デモ・レースの結果は2位でした。
「WGP US Legends~Wayne is Back~」が始まります。
1990年~1992年に3年連続でWGPのタイトルを獲得されているウェイン・レイニーさんです。
1993年第12戦イタリアGPでの事故により下半身不随となりましたが、26年振りに上半身だけで操作できるマシンが用意されて走行されました。
ご存知「キング・ケニー」こと、ケニー・ロバーツさんです。
手前から、ケニー・ロバーツさん、ウェイン・レイニーさん、エディ・ローソンさんです。
お三方ともWGP500ccクラスで何度もタイトル獲得された英雄であり、当時を知る私ら世代には感慨ひとしおなシーンです。
そう言えば、6月に初めて鈴鹿サーキットを訪れた際、1994年~1998年に掛けて5年連続でタイトル獲得されたマイケル・ドゥーハンさんを見掛けました。
息子であるジャック・ドゥーハンさんのFIA-F3アジア選手権の参戦に帯同されてました。
その時の記事は日を改めて書きます。
「Tyrrell P34 伝説のシックスホィーラー」の時間です。東コースを走行しました。
オーナーであるピエルルイジ・マルティニさんのドライブでTyrrell P34が走りました。
※この写真はイラスト風に加工しています。
晩飯は家族的美食屋「あじへい」でリッチセット 1,089円にしました。キムチが食べ放題でした。
美味しゅうございました。
そして、この後はホテル キャッスルイン鈴鹿中央で8日振りにホテル泊しました。
本日のまとめ
「鈴鹿サウンド・オブ・エンジン」の二日目(土曜日)を満喫しました。
この日の私にとってのトピックは以下の三つです。
■昨日はトラブルで走れなかったTyrrell P34が走行しました。
■レジェンド・ライダーのウェイン・レイニーさんが登場し、下半身不随でありながら26年振りにオートバイを走らせる姿を披露されました。
■FL500の走行を初めて目にしまして、’70年代に流行ったジュニア・フォーミュラである事を知りました。
なお、私事ですがこの日の深夜に、二番目の孫が生まれたと家内から連絡がありました。
一刻も早く孫に会いくて堪りませんが、この旅の完結までもう少しなので続行する事にしました。
明日も引き続き鈴鹿サーキットでこのイベントを楽しみます。