全国を巡る旅 第2弾【総括】

2ヶ月半に及んだ「全国を巡る旅 第2弾」の総括です。

旅の概要

■旅した期間

2019年9月11日(水)~2019年11月20日(水):71日間

□車中泊:62泊

□ホテル泊:6泊

□フェリー泊:2泊

70泊のうち62泊を車中泊しています。


■旅した都道府県:32県

□北海道

□青森県、岩手県、秋田県、宮城県、山形県、福島県

□茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県

□山梨県、長野県、新潟県、富山県、石川県、福井県、静岡県、愛知県、岐阜県

□三重県、滋賀県、京都府、兵庫県、和歌山県

□岡山県、広島県、山口県

□福岡県

今回の2ヶ月半は九州・沖縄、四国、山陰以外を旅しています。


■全走行距離:12,915km

基本的に高速道路・有料道路は利用せず、一般道のみで1万3千キロ弱を走っています。


■利用した中長距離フェリー

□阪九フェリー(新門司~神戸):つくし

 航路距離:454km 所要時間:約13時間

□新日本海フェリー(新潟~小樽):らべんだあ

 航路距離:692km 所要時間:約16時間

□津軽海峡フェリー(函館~大間):大函丸

 航路距離:40km 所要時間:約1時間半

阪九フェリーと新日本海フェリーは、とても大きな船で個室を利用しましたので快適な船旅になりました。

印象的な場所・印象に残った風景

400ヶ所以上に立ち寄った中から、特に印象深い30ヶ所をピックアップします。

本当は100ヶ所ほど上げたいのですが泣く泣く絞りました。

下記①~㉚は旅の過程で巡った順に並べています。


乗鞍岳

絶景

人生初の3,000m越えを経験しました。

と言っても2,700mまではバスで上ってますので、歩いて登った高さは300m程です。

写真は標高3,026mの主峰「剣ヶ峰」からの眺めです。


白川郷

白川郷

平成7年(1995年)に五箇山(富山県)と共に合掌造り集落として世界文化遺産に登録されています。

これぞ日本の原風景と言えるでしょう。


千里浜なぎさドライブウェイ

千里浜なぎさドライブウェイ

日本で唯一、波打ち際を走れる道路です。砂浜が約8キロに渡り整地されています。

きめ細かい砂の粒子が湿って硬く締め固まっている為、埋れる事なく走れるそうです。


松本城

松本城(ライトアップ)

このライトアップされた美しい姿には感激しました!

天守が国宝に指定された5城の一つです。


黒部ダム

黒部ダム

なんと雄大で美しい形をしたダムなのでしょう!

堤高は186mもあり、日本一の高さを誇ります。


尾瀬ヶ原

小さな林

草紅葉が美しい季節に初心者向けルートの17kmをハイキングしました。

もし再訪できるならば、次回はニッコウキスゲが開花する夏に福島県側から尾瀬沼を目指して歩いてみたいと思います。 


千歳基地「武士道ガーディアン19」

アボリジニ塗装「A21-23」

旅の途中に寄った航空自衛隊 千歳基地で、日豪共同訓練「武士道ガーディアン19」が行われていました。

北海道でオーストラリア空軍機が見れるとは思ってもおらずラッキーでした!


ウトナイ湖

早朝5時20分のウトナイ湖

苫小牧の市街地近くにあるラムサール条約の登録湿地で渡り鳥の楽園です。

マジックアワーの美しいグラデーションから夜明けが始まりました。


美瑛町

親子の木の一角から眺めた風景

なだらかな波状の丘陵が続く美瑛町の風景に癒されました。


旭山動物園

ホッキョクグマの水中ダイブ

「行動展示」手法が有名な日本最北の動物園にも寄りました。

「もぐもぐタイム」によるホッキョクグマの水中ダイブは迫力満点でした。


宗谷岬

「日本最北端の地の碑」マジックアワーにライトアップ

これぞマジックアワー!「日本最北端の地」の美しい夕暮れです。


能取岬

能取岬

岬+灯台+朝焼けがセットになったロケーションで、たいへん美しい絶景が撮れました。

私は岬と灯台が大好きで全国かなりの箇所に立ち寄っていますが、ここ能取岬に佇む能取岬灯台が一番好きです。


野付半島

シベリアのような景色(エゾシカの群れ)

エビの形をした日本最大の砂嘴でラムサール条約の登録湿地です。

まるでシベリアのような風景でしょう。


鶴居村

タンチョウ

北海道入りして15日目にやっと出会えたタンチョウです!

道東に入ってからも全く出会えないまま途方に暮れていたところでした。


摩周湖

摩周湖第一展望台

この日は霧に包まれる事なく素晴らしい見晴らしで、中央にポツンと浮かぶカムイシュ島もよく見えました。


洞爺湖

手前の「羊蹄(トム・トーヤの冒険号)」と奥の「エスポアール」

洞爺湖の中央には「中島」と言われる四つの島(大島・観音島・弁天島・饅頭島)があります。

私も遊覧船で渡り散策しました。


函館山展望台

函館市街地の夜景

日本三大夜景と言われる函館市街地の夜景です。

この展望台には昼と夜の2回も上がりました。トンボロと呼ばれる陸繋砂州による地形が特徴の街で、昼の景色も乙なものでした。


霊場恐山

宇曽利山湖

青森県の下北半島にある、日本三大霊場の一つに数えられる恐山に寄りました。

この写真は鏡のような宇曽利山湖に映る大尽山です。


ねぶたの家 ワ・ラッセ

紀朝雄の一首 千方を誅す(きのともおのいっしゅ ちかたをちゅうす)

カラフルで立体的な山車灯籠が一年を通して常設展示されている事を知って足を運びました。

この作品は竹浪比呂央さん制作の「紀朝雄の一首 千方を誅す(きのともおのいっしゅ ちかたをちゅうす)」です。

この年(令和元年)のねぶた大賞、最優秀制作者賞を受賞しています。


津軽ダム

ライトアップされた津軽ダム

白神山地を訪ねた通りすがりに見掛けた、ライトアップされてとても美しい津軽ダムです。

告知が足りないのか県内の人達は見飽きているのか、土曜日の夜なのに私と東京から来られていたダム・マニアの方だけでした。


蔵王「御釜」

蔵王の御釜

蔵王連峰のシンボル「御釜」です。太陽光によって色が変わる為、五色沼とも呼ばれています。


「日光の社寺」二社一寺

東照宮 陽明門

世界文化遺産に登録されている「日光の社寺」を訪ねました。

この写真は日光東照宮の陽明門です。行楽シーズンの連休に当たり、人だらけなので下の方はカットしています。


犬吠埼

犬吠埼灯台

世界灯台100選、日本の灯台50選に選定されている犬吠埼灯台です。国の重要文化財に指定されているAランク保存灯台になります。

美しい灯台に合わせて白く塗られた丸型ポストがアクセントになっています。


海ほたるP.A.

海ほたるP.A.「カッターフェイス」

カッターフェイスと呼ばれる、海底トンネルの掘削に使用したシールドマシンのカッターがモニュメントとして展示されています。

当時世界最大だったらしく、14mもあるそうです。


田貫湖

田貫湖からの富士山の絶景

田貫湖から眺めた富士山の絶景です!何も遮るものが無い絶好のビュースポットを見つけました。

富士山は「信仰の対象と芸術の源泉」と評価されて、平成25年(2013年)に世界文化遺産として登録されています。


御前崎

御前埼灯台のライトアップと夕暮れ

ライトアップされた御前埼灯台と美しい夕暮れがマッチしています。

日本の近代化産業遺産、日本の灯台50選に選ばれており、Aランク保存灯台にも指定されています。


名古屋城「本丸御殿」

平成21年(2009年)1月から復元工事が始まり、平成30年(2018年)に上洛殿の完成をもって全面公開しています。

障壁画や飾金具など、豪華絢爛な装飾は一見の価値ありです。


鈴鹿サーキット「鈴鹿サウンド・オブ・エンジン2019」

1976年式 Tyrrell P34

モータースポーツに関連したヒストリックカーのイベント「鈴鹿サウンド・オブ・エンジン」を3日間も堪能しました。

写真は1976年式の6輪車F1「Tyrrell P34」です。当時の新車のようにピカピカな姿に感激しました。


高野山

壇上伽藍 根本大塔

弘法大師・空海が開いた日本仏教の聖地「高野山」を訪ねました。

平成16年(2004年)に「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界文化遺産に登録されています。

写真は壇上伽藍(だんじょうがらん)エリアにある、日本最初の多宝塔と言われる根本大塔です。


姫路城

姫路城 天守閣

白漆喰で塗られた城壁の美しさから別名「白鷺城」と呼ばれる姫路城を訪ねました。

平成5年(1993年)に日本初の世界文化遺産として登録されています。

旅のまとめ

3ヶ月前に15日間を掛けた4千キロの旅で西日本を巡り、今回は71日間を掛けて1万4千キロ強(自走+フェリー)の旅で殆ど訪れた事がない東日本をメインに巡りました。

長旅には「お金」「時間」「体力」が必要と言われますが、全くその通りだと思います。

私の場合は「お金」と「時間」を節約する為、軽自動車で車中泊しながら旅を続けました。日によっては一般道のみで一日500キロ以上を走らせました。

50代半ばの「体力」でどうにか成し遂げましたが、10年後であればとても難しく「お金」も「時間」も数倍掛けざる得ないでしょう。

言うまでもない事ですが、日本はとても広く絶景の宝庫でした!

可能ならば、若く元気なうちに旅に出ましょう!!

全国を巡る旅 第2弾【総括】” に対して2件のコメントがあります。

  1. かわけん より:

    長い旅の記録、楽しく読ませて頂きました。
    まるで自分も旅している気持ちになり、旅の疑似体験の様で面白かったです。
    次が第一弾(?)の旅の記録になるのかな。
    楽しみにしてます。

    1. 管理人 より:

      かわけん さん、
      いつもコメントいただき、有難うございます。
      心が折れそうになりながら続けていますので、とても励みになります!
      引き続き宜しくお願い申し上げます。

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