全国を巡る旅 第2弾 9日目:美ヶ原高原~霧ヶ峰高原~白樺湖、女神湖、蓼科湖
2019年9月19日(木):2ヶ月半に及ぶ長旅の9日目です。
美ヶ原高原~霧ヶ峰高原、白樺湖、女神湖、蓼科湖をビーナスラインに沿って巡りました。
本日の移動ルート
走行距離:190キロ
本日の旅の記録
昨晩は日本一高い位置にある道の駅「美ヶ原高原」標高2,000mで車中泊しました。
もの凄い濃霧でトイレまで歩けない程でした。
それと2,000mの高地での車中泊は9月と言えども防寒対策が必要です。
朝になり霧は幾分薄らぎましたが、こんな感じで20m先が見えません。
このままではドコにも移動できない為、一日を台無しにしそうな不安でいっぱいです。
10時前になって、やっと晴れて来ました。
霧が去って全貌が露わになります。
いい所ですね。休日はこの広い駐車場がほぼ満車になるそうです。
下界は雲海に覆われていますので、未だ暫くは美ヶ原高原に留まります。
道の駅「美ヶ原高原」の遠景です。美ヶ原高原美術館が併設されています。
山本小屋 ふる里館の駐車場にクルマを置いて、パノラマコースを散策します。
美ヶ原高原ホテル 山本小屋には可愛らしいポニーが居て、ポニー用にんじんが100円で売られています。
美ヶ原高原のシンボル「美しの塔」です。
霧鐘を備えた避難塔として1954年に建てられたそうです。
王ヶ頭(2,034m)の電波塔と美ヶ原高原 王ヶ頭ホテルが見えます。
機会があれば、このホテルに宿泊し満天の星を仰ぎ見たいものです。
美ヶ原牧場のなだらかな丘にたくさんの牛が寝そべっています。
長閑で癒される景色です。
王ヶ頭やその先の王ヶ鼻まで歩けば、北アルプス、中央アルプス、南アルプス、乗鞍岳、御嶽山など、見渡す限りの大パノラマが拝めたようですが、ちょっと時間が掛かりそうなので引き返します。
ポニーの先に見える富士山のような頂は、蓼科山(2,531m)でしょうか。
続いて霧ヶ峰高原へ向かいます。
ドライブイン「霧の駅」にクルマを置いて、霧ヶ峰高原を散策します。
グライダー滑走路の先に、八ヶ岳連峰と右側の雲の上に富士山の頂が見えます。
ウインターシーズンは霧ケ峰スキー場のリフトとして、7月上旬〜8月下旬は夏山リフトとして稼働しているそうです。
霧ヶ峰高原のシンボル「霧鐘塔」です。
「霧ヶ峰グライダーふれあい館」です。
無人の施設ですが、ミニシアターで3本の映像作品が見れる為、グライダーの勉強になりますよ。
日本のグライダー発祥の地である霧ヶ峰高原でグライダーが飛んだのは昭和8年7月だそうです。
この青く塗られたモニュメントの元の姿は「シャイべSF25Cファルケ」と言うドイツ製のモーターグライダーのようです。
正面が八ヶ岳連峰の最高峰である赤岳(2,899m)でしょうか。
白樺湖に向けてビーナスラインを走っていると、「車山気象レーダー観測所」を見掛けました。
車山(1,925m)の山頂までは、スカイライナーとスカイパノラマと言う2本のリフトを乗り継いで上がれるそうです。
今日の昼食は白樺湖観光センターの展望白樺食堂です。
きのこうどん 500円を頂きました。安いし、たいへん美味しゅうございました。
白樺湖(湖面標高1,416m)と蓼科山です。
白樺湖は農業用溜池として造られた人工湖だそうです。
周囲は約3.8kmでゴムチップを敷いたランニングコース「白樺ぐるりん」が整備されています。
続いて女神湖に向かいます。
女神湖(湖面標高1,540m)です。女神湖も農業用溜池として造られた人工湖だそうです。
周囲は約1.5kmで気持ち良く散策できます。
「女神湖センター」(右に見える施設)で近くのガソリンスタンドを教えて欲しいと相談したら、「この辺は観光地なので高いから」と割引券をもらいました。
まるで女神のようです。有難うございました!
次は蓼科湖に向かいます。
蓼科湖に隣接する「蓼科高原芸術の森 彫刻公園」です。
長崎市の平和記念像を手掛けた北村西望さんの作品など、約70点を展示している野外美術館です。
リゾートホテル蓼科の敷地内に併設されており、入場は無料です。
蓼科湖(湖面標高1,250m)です。蓼科湖も農業用溜池として造られた人工湖だそうです。
ちょっと雲が多くて夕焼けは冴えませんでした。
周囲は約1kmでカラマツや白樺に囲まれています。ここでも遊歩道を気持ち良く散策しました。
この後は道の駅「信州蔦木宿」で休憩を取りつつ、甲府を経由して23時半頃に道の駅「富士吉田」まで辿り着いて車中泊となりました。
本日のまとめ
たいへん想い出深い一日になりました。
美ヶ原では早朝の濃霧を経験し、澄み渡った後はビーナスラインの道中、ずっと高原の清々しい風を感じながら過ごしました。
明日は富士五湖など富士山麓の山梨県側を巡ります。