全国を巡る旅 第2弾 28日目:紋別~サロマ湖

2019年10月8日(火):2ヶ月半に及ぶ長旅の28日目です。

紋別周辺~サロマ湖を訪ねました。

本日の移動ルート

走行距離:136キロ

本日の旅の記録

昨晩は紋別市の海洋レジャー地区ガリヤゾーンに位置する、道の駅「オホーツク紋別」で車中泊しました。

朝6時過ぎに道の駅の付近を散歩しました。

流氷が生まれるロシアのアムール川河口(約1,000キロ先)を向いている「アムールへの架け橋・アムールの鐘」です。

ホタテの貝殻に願いを書いて鐘を鳴らせば夢が叶うそうです。

昭和58年(1983年)の「紋別流氷アートフェスティバル」の際に造られた、高さ12mもある巨大な「カニの爪オブジェ」です。

ハマナスがミニトマトのような実を付けています。


昨日、興部(おこっぺ)の観光案内所の方に教えてもらった、海鮮食堂「よってけまるとみ」に寄りました。

私は観光案内所の方にも「あなたご自身がよく利用されるお店を教えて下さい」と尋ねるようにしています。

地元の人に人気のある店が一番ですので。

ほたてフライ定食1,122円を頂きました。たいへん美味しゅうございました。

店内でこんなポスターを発見しました!武田久美子さん、いつまでも美人ですね。

紋別市のホタテキャンペーンガールをされているとは知りませんでした。

1989年に発売された写真集「My Dear STEPHANIE」での貝殻ビキニがきっかけらしく、2014年に日テレの「有吉反省会」に出演した際、番組の企画でノーギャラで就任したそうです。


食事を済ませた後は、海洋レジャー地区ガリヤゾーンに戻ります。

世界初の流氷砕氷船「ガリンコ号(初代)」です。

1987年(昭和62年)2月1日の就航から1996年(平成8年)3月10日までの10シーズンに渡り、延べ8万人以上の観光客が利用したそうです。

引退後は陸に上げられており、4本のアルキメディアン・スクリューを確認できます。

定員195名に増員され、沖合10kmまでの航行が可能になった「ガリンコ号Ⅱ」です。

※その後、2021年1月10日に定員235名の「ガリンコ号Ⅲ IMERU」も就航したそうです。

オホーツク海が流氷に覆われる際、流氷の下を観察できる氷海展望塔「オホーツクタワー」です。

4D-KING「オホーツクシアター」が常設展示されています。

オホーツクタワーの料金800円で鑑賞できます。

2017年にこの防波堤で石田ゆり子さんが出演されたダイハツ・ムーヴのCM撮影が行われています。

チェッカーズのデビュー曲「ギザギザハートの子守唄」を替え歌で口ずさむCMでした。

3日前に稚内の「ノシャップ寒流水族館」でも見掛けたオオカミウオです。

海底階は海底に広がる洞窟をイメージしたミニ水族館になっており、床や壁がライトアップされています。

流氷の天使「クリオネ」が一瞬にして悪魔と化す捕食シーンを模型にしたものです。

この恐ろしい触手はバッカルコーンと言うそうです。

オホーツクタワーは「クリオネプロムナード」と呼ばれる紋別港第3防波堤(全長515m)の突端にある為、希望すれば電気自動車で無料送迎してくれます。

この日は平日でお客さんが少なかったのですが、私一人の為に海洋交流館(ガリンコステーション)から迎えに来てくれました。

これがその電気自動車です。DAIHATSUの文字が見えます。

ダイハツは1965年(私が生まれた年です)にEV開発を始めたらしく、1970年の大阪万博で会場内を走らせて注目を集めたそうです。

その後もホテルの送迎車やゴルフ場カート等で活躍したらしいのですが、2010年代初期にEV開発は止めたそうです。

ダイハツにそのようなEV開発の歴史があったとは知りませんでした。

ロコ・ソラーレの皆さんによる「オホーツクール」のポスターを見付けました。

押しも押されもせぬ人気で、周辺18市町村の町おこしに貢献されています。


コムケ湖です。「コムケ・トー」が語源でアイヌ語で曲がった沼という意味だそうです。

コムケ湖とは関係ない話ですが、近くでタイヤメーカ「コンチネンタル」の施設を見掛けました。

北海道にはタイヤメーカの冬用タイヤ開発拠点があると聞いてましたが、このコンチネンタル社の施設は旧紋別空港の跡地だそうです。

ググって調べてみたところ、コンチネンタル・オートモーティブ社の紋別テストセンターでした。

タイヤではなく自動運転に関する実証実験などを行っているようです。


林道のような未舗装のダートを上がった先にあるサロマ湖展望台です。

サロマ湖を一望する景色を楽しみに登ってみます。

曇天で全くダメでした・・・。残念です。

琵琶湖、霞ヶ浦に次いで日本で3番目の大きさの湖沼で、汽水湖としては日本最大だそうです。

また、ホタテ養殖発祥の地らしく、サロマ湖で1年育てた稚貝をオホーツク海に放流し2~4年間成長させて漁獲するそうです。

この後、ワッカ原生花園を訪ねましたが、雨は降るわ暗くなるわで更に状況が悪化しましたので写真は載せません。


道の駅「流氷街道網走」まで移動して車中泊しました。

本日のまとめ

紋別の皆さんには失礼ですが当初は通り過ぎるだけの街かと思っていましたが、たいへん興味深く堪能させて頂きました。

やはり、未知・未体験である「流氷」が興味を湧き立たせるのだと思います。

ガリンコ号に乗って本物の流氷を体験する機会があれば、誰しも魅了されるの間違いなしでしょう。

午後は天気が崩れた為、期待していたサロマ湖の眺望は空振りに終わりました。

しかし、明朝の能取岬は素晴らしい絶景に恵まれましたので改めてレポートします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です