全国を巡る旅 第2弾 27日目:猿払~浜頓別~枝幸
2019年10月7日(月):2ヶ月半に及ぶ長旅の27日目です。
オホーツク海に沿って猿払~浜頓別~枝幸を巡りました。
本日の移動ルート
走行距離:221キロ
本日の旅の記録
昨晩は道の駅「さるふつ公園」で車中泊しました。
ここはオホーツク海に面した公園になっています。
早朝5時半の夜明けです。冷たい海風が強く吹いている為、モーレツな寒さです。
右側の遠い彼方に見えるのは、後ほど訪ねる北見神威岬でしょう。
今日も美しい朝焼けを拝めました。
昭和46年に建てられたインディギルカ号遭難者慰霊碑です。
この沖で昭和14年(1939年)12月に旧ソ連の貨客船「インディギルカ号」が座礁転覆した際、700名以上の命が失われたそうです。
道の駅「さるふつ公園」と海岸のインディギルカ号遭難者慰霊碑は、国道238号を渡る為に「さるふつ公園地下歩道」で結ばれています。
その地下歩道は壁面にブラックライトアートが施されています。
海中や牧場の風景が描かれており、ブラックライトで幻想的に浮かび上がります。
浅茅野湿原にあるカムイト沼です。
アイヌ語で「カムイ(神)」「ト(沼)」の意味らしく、神々の住む沼と呼ばれています。
同じく浅茅野湿原にあるモケウニ沼ではキタキツネが出迎えてくれました。
モケウニ沼・小沼・第1沼の三つに分かれています。
アイヌ語で「枯れ木のある沼」という意味らしいです。
駐車場からモケウニ沼までは一直線に350mの木道が整備されています。
その脇で見掛けたこの植物は何でしょう?枯れたホザキシモツケ(穂咲下野)でしょうか。
この花はエゾリンドウ(蝦夷竜胆)ですよね。違ってたらゴメンなさい。
衝撃の光景を目にしました。
北海道では牧草の収穫にこんなにデカい重機とダンプカーを使うのですね。
私が世間知らずなのでしょうか。
国内最多のコハクチョウ飛来地として、日本で3番目のラムサール条約登録湿地になったクッチャロ湖です。
3キロほど離れたオホーツク海から満潮になると海水が入り込む汽水湖で、水深は最深部でも2.5m(平均水深は1.5m)しかないそうです。
はまとんべつ温泉で地元のお父さんお二人と足湯に浸かりました。
長い冬の楽しみはクッチャロ湖でのワカサギ釣りと仰られてました。氷の厚さが20cmあれば出来るそうです。
落石の為、国道238号の旧道が通行止めで近付けなかった北見神威岬です。
※積丹半島の神威岬とは別です。
この旧道の先、岬の斜面の中腹に建っている筈の北見神威岬灯台も見れませんでした。
国道238号の北オホーツクトンネルを抜けた先にある北見神威公園から眺めた北見神威岬です。
幕末の時代から馬も立ち往生する交通の難所だったそうですが、近付けなくて本当に残念です。
※2017年6月5日からの通行止めは、2020年5月1日に解除されたそうです。
ウスタイベ岬の先端にあるウスタイベ千畳岩の辺りです。遠くに先程の北見神威岬が見えます。
穏やかな天候なのに、打ち寄せる波は荒れています。
三笠山(172m)の山頂にある三笠山展望閣です。
屋上には「希望の鐘」がありますが、この日は休館日(毎週月曜日)でした。
三笠山から眺めたオホーツク海と枝幸町です。
この後は道の駅「マリーンアイランド岡島」、道の駅「おこっぺ」を経由し、道の駅「オホーツク紋別」まで移動して車中泊しました。
本日のまとめ
オホーツク海の美しい朝焼けから始まり、猿払~浜頓別~枝幸を巡った一日でした。
訪れた場所はそれぞれ印象深いのですが、北見神威岬とその灯台に通行止めで寄れなかったショックが大きく、不完全燃焼気味の日になりました。
明日は紋別周辺を堪能します。