全国を巡る旅 第2弾 37日目:日高地方~夕張
2019年10月17日(木):2ヶ月半に及ぶ長旅の37日目です。
日高地方で競走馬の牧場を巡った後、夕張を訪ねました。
本日の移動ルート
走行距離:177キロ
本日の旅の記録
昨晩は道の駅「サラブレッドロード新冠」で車中泊しました。
このような名馬の顕彰碑が多数設置されています。
1970年代の第一次競馬ブームの立役者「ハイセイコー」の像と「さらばハイセイコー」の歌碑が建てられています。
全国からの寄贈により100万枚のレコードが収集保存された「レ・コード館」が併設されており、サラブレッドとレコードが好きな人には堪らない町です。
「日高軽種馬農業協同組合 北海道市場」のセール会場です。
一昨日と昨日、サラブレッド1歳を対象にしたオータムセール(セリ)が行われていたそうです。
「競走馬のふるさと 日高案内所」が隣接しています。
これらのルールを順守し、幾つかの牧場を見学させてもらいます。
道端から撮らせてもらった一枚ですが、このような競走馬の生産牧場が至る所にあります。
「ビッグレッドファーム明和」を見学させてもらいました。
270haの広大な敷地に310頭収容の厩舎があり、事務所には2008年に廃校になった新冠町立明和小学校が利用されているそうです。
競走馬にこんな近くで出会えて感激しました。
通算成績36戦3勝、獲得賞金6,315万円のマイネルブロッケンです。
通算成績23戦6勝、獲得賞金3億220万円のジョーカプチーノです。
スタリオン厩舎です。
通算成績53戦8勝、獲得賞金2億4,221万円のマイネルミラノです。
通算成績48戦10勝、獲得賞金4億8,215万円のコスモバルクです。
2006年シンガポール航空インターナショナルカップ(シンガポール・国際G1)を制したそうです。
オグリキャップの墓碑と銅像がある「優駿メモリアルパーク」を訪ねました。
他にもナリタブライアンの墓碑と追悼碑もあります。
オグリキャップの墓碑です。
オグリキャップの功績を讃える「優駿記念館」です。
2008年9月30日までは「ナリタブライアン記念館」だったそうです。
昼食にカレーを頂きました。美味しゅうございました。
ナリタブライアンの墓碑と追悼碑です。
「優駿スタリオンステーション」と言う、種牡馬繋養(しゅぼばけいよう)の牧場が隣接しています。
通算成績12戦4勝、獲得賞金2億8547万円のトゥザワールドです。
続いて「サラブレッド銀座」駐車公園に立ち寄りました。
国道235号線から山間部に向かう道道209号に沿って約8kmに渡り牧場が連なっており「サラブレッド銀座」と呼ばれています。
その入口にある駐車公園の展望台から撮った一枚です。
夕張の「幸福の黄色いハンカチ想い出ひろば」に辿り着きました。
1977年(昭和52年)に公開された山田洋次監督作品のロケ現場です。
人は誰も居ませんでしたが、エゾシカがたくさん居ました。
ここで、あの感動のラストシーンが撮影されたかと思うと感慨ひとしおです。
この日は新夕張駅に隣接した道の駅「夕張メロード」で車中泊する事にしました。
JA夕張市直営のスーパーマーケットを利用した道の駅なのですが、閉店後は駐車場の灯りが消えてトイレも新夕張駅入口階段の隣まで歩かねばなりません。
用を足したついでに駅の改札を覗いて見たところ、未だ19時半なのですが窓口は閉鎖され券売機の利用も終了していました。
財政破綻した町の現実を垣間見たようで、たいへん寂しい気持ちになりました。
本日のまとめ
新冠町から新ひだか町に掛けて、競馬ファンの聖地を巡りました。
今日出会った馬たちはサラブレッド引退後も素晴らしい環境で幸せな余生を過ごしていました。
その後は夕張まで足を延ばしましたが、早々に暗くなってしまいました。
明日も午前中は夕張近郊を巡り、午後は室蘭に向かいます。
自分もいつか訪ねて見たいところです。
競馬やっていた時と止めていた時がありますので、知らない馬もありました。
吉宗 さん、
コメントいただき有難うございます。
私は競馬に詳しくない為、出会えた馬たちの知名度が分かりませんが、ご存知の馬の近況を紹介できたのであれば幸いです。
競馬ファンの方には聖地でしょうから、ぜひ一度訪ねて下さい。
今後とも宜しくお願い申し上げます。