全国を巡る旅 第2弾 54日目:日光の社寺「東照宮、他」~鬼怒川温泉

2019年11月3日(日):2ヶ月半に及ぶ長旅の54日目です。

午前中に世界文化遺産に登録されている「日光の社寺」を訪ねました。

※「日光の社寺」とは二社一寺(東照宮、二荒山神社、輪王寺)の事です。

午後は華厳の滝と中禅寺湖を予定していましたが、もの凄い渋滞で辿り着けそうにない為、鬼怒川温泉に向かいました。

鬼怒川温泉は数年前(2014年6月)に訪れており、予定外でしたが仕方ありません。

本日の移動ルート

走行距離:87キロ

本日の旅の記録

昨晩は暗くなってから福島県いわき市を発ち、23時頃に道の駅「うつのみや ろまんちっく村」に辿り着いて車中泊しました。

早朝6時の道の駅です。車中泊したクルマで満車なのですが、どれ位の人達が私と同じ日光に向かうのでしょうか。


8時頃に日光に辿り着きましたが、周囲では大渋滞が始まっていました。

二社一寺の参道まで徒歩10分程の市営駐車場(無料)に最後の1台分が空いておりラッキーでした。

二社一寺に向けて歩き始めると、大谷川に神橋(しんきょう)が架かっています。明治35年(1902年)の洪水で流された為、明治37年(1904年)に再建されたそうです。

日光の社寺の入口にあり、この橋の先に二社一寺に通じる参道があります。

この神橋のすぐ脇にあるT字路の新橋交差点が日光街道の大渋滞の原因です。

世界文化遺産に登録されている「日光の社寺」とは、二社一寺(東照宮、二荒山神社、輪王寺)に属する建造物群とその周辺の景観の事らしく、建築物群には国宝9棟、重要文化財94棟の計103棟が含まれるそうです。

なお、東照宮には徳川家康が祀られ、輪王寺「大猷院(たいゆういん)」には三代将軍徳川家光の墓所があります。

日光山輪王寺の本堂「三仏堂」です。10年掛かりで行われている「平成の大修理」が完全には終わっていない様で工事の覆いが一部残っていました。

堂内には日光三所権現本地仏「千手観音、阿弥陀如来、馬頭観音」と東照三所権現本地仏「薬師如来、阿弥陀如来、釈迦如来」、二組の三尊仏が祀られています。

この社号標の文字は新1万円札の肖像画になった渋沢栄一が揮毫したそうです。

東照宮の五重塔です。高さは36mあり、塔を貫く心柱は懸垂式で四重から吊り下げられて浮いているらしく、東京スカイツリーの制震システムにも応用されているそうです。

東照宮の三神庫の一つで一番左手にある上神庫です。神庫とは祭礼に使う祭具を入れる倉だそうです。

切妻屋根の下に狩野探幽が描いた「想像の象」が二頭、彫刻されています。

神馬の厩舎である神厩舎です。「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿も含み、人の一生を風刺した16匹の猿が彫られているそうです。

東照宮の輪蔵です。経典を収納しておく経蔵らしく、内部には八角形をした回転式の輪蔵が設置されているそうです。

輪蔵と太鼓を収蔵する楼閣「鼓楼」を写した一枚です。境内は立派な杉の大木に覆われています。

東照宮の陽明門です。

北極星→徳川家康墓所→陽明門→江戸が一直線に並ぶパワースポットだそうです。

陽明門には「鬼瓦」「目貫きの龍と龍馬」「唐子遊び」等の508体もの豪華な彫刻が施されています。

その美しさは一日中見ていても飽きない事から「日暮の門」とも呼ばれるそうです。

陽明門の東西廻廊に施された彫刻です。一枚板の透かし彫りに極彩色が使われています。

東照宮の神輿舎(しんよしゃ)です。中央に徳川家康の神輿、右側に豊臣秀吉の神輿、左側に源頼朝の神輿が収められており、春秋の渡御祭に使われるそうです。

人が途切れた一瞬を撮った東照宮の唐門です。611もの彫刻が施され、胡粉(ごふん)と言う貝殻から作られる白色顔料を使って白く塗られているそうです。


人の多さにうんざりし、二社一寺は切り上げて華厳の滝と中禅寺湖に移動しようと参道を下ったところ、新橋交差点でクルマが大渋滞し全く動いていない状況でした。

仕方なく日光街道を散歩がてら下って時間を潰します。

東武鉄道・日光線の終点「東武日光駅」の駅舎です。山小屋のような屋根の形をしています。

バス所要時間が表示されていますが、神橋まで通常約5分のところが約40分となっています。

日光街道を真っ直ぐ1km程でしょうか。想像を絶する渋滞でピクリとも動いてなかった為、私には1時間以上掛かるように思えました。

JR東日本・日光線の終点「日光駅」の駅舎です。2階建ての木造洋風建築がたいへん洒落ています。

1912年(大正元年)8月に落成した2代目らしく、2017年(平成29年)3月にリニューアル工事を終えたそうです。

あさやレストハウスで昼食を済ませました。

しかし、幾ら時間を潰しても一向に渋滞の列は緩和されない為、華厳の滝と中禅寺湖は諦めて鬼怒川温泉に向かう事にします。


5年半振りの鬼怒川温泉に辿り着きました。

東武鉄道・鬼怒川線のTN56「鬼怒川温泉駅」です。

恥ずかしながら「駅ナンバリング」を初めて知りました。首都圏では2004年4月から導入されているそうですが、九州で暮らす田舎者の私は意識する事がありませんでした。

路線記号(アルファベット2文字)と駅番号(数字2桁)を組み合わせ、路線ごとに設定した色も合わせて表示する事で訪日外国人の方にとって分かり易く、政府が進めるビジット・ジャパン・キャンペーンの一環だそうです。

鬼怒川の東岸に立ち並ぶ巨大な廃墟ホテル群です。東京の奥座敷と言われる観光地が何故こうなってしまったのでしょうか。

バブル崩壊後、団体旅行の激減が衰退の原因と聞きました。

鬼怒川の景観自体は素晴らしく、首都圏から手軽に通える温泉地である事に変わりありません。


鬼怒川温泉と川治温泉の中間に位置する龍王峡に足を延ばします。

火山岩が約3kmに渡って浸食された峡谷で、岩盤が露出した景観を竜の姿に見立てて龍王峡と名付けられたそうです。

岩の種類と色によって、流紋岩が主体の「白龍峡」、凝灰岩が主体の「青龍峡」、安山岩が主体の「紫龍峡」と呼び名が分かれています。

むささび橋から眺めた龍王峡の景観です。白龍峡と呼ばれる辺りだけ往復してみました。

虹見橋です。遊歩道の通常ルートが決壊しており幾分ハードなルートを歩いた為、汗びっしょりになりました。


この後は明日のリターンマッチに備えて、道の駅 日光「日光街道ニコニコ本陣」で車中泊しました。

未だ新しい道の駅でセブンイレブンが併設されており、夜中でも酒が買えて便利でした。

本日のまとめ

行楽シーズンの3連休に日光を訪ねた事を後悔しています。人とクルマが少ない平日にすべきでした。

東照宮を初め二社一寺は国宝や重要文化財など歴史的価値の高い建築物の宝庫ですが、人が写り込んでしまうのが嫌で屋根部分や高い位置ばかり撮影した為、魅力が伝わらない写真を量産しただけになりました。

鬼怒川温泉は5年半前に訪れていますので特に感動はありませんでしたが、龍王峡の散策は楽しめました。

明日は今日の反省を活かし、早朝から華厳の滝と中禅寺湖にアタックします!

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