全国を巡る旅 第2弾 16日目:尾瀬ヶ原~清津峡渓谷

2019年9月26日(木):2ヶ月半に及ぶ長旅の16日目です。

本日は憧れの尾瀬ヶ原をハイキングした後、清津峡渓谷トンネルを訪れました。

本日の移動ルート

走行距離:不明

※申し訳ありません。昨日分の確認を怠った為、今日一日分が分かりません。

 昨日・今日の2日間合計で386キロです。

本日の旅の記録

昨晩は、今朝からの尾瀬ヶ原ハイキングを想定して「戸倉バスターミナル(鳩待峠行きバス連絡所)」まで移動し車中泊しました。

尾瀬ヶ原ハイキングの起点の一つ「鳩待峠」に乗り合いバスで早朝5時過ぎに到着しました。

薄紫に染まる夜明け空がキレイです。

標高1,591mの鳩待峠から、先ずは山ノ鼻(尾瀬ヶ原方面3.3km)に向かいます。

5時半頃に出発しました。

往路の最初はどんどん下って行きます。山ノ鼻まで標高差で約200mを下ります。

この時は気付きませんでしたが、復路のラストには200mを登らないといけない試練が待ち構えています。

山ノ鼻まで2.2キロの地点、ヨセ沢付近です。

鳩待峠の出発から50分程で山ノ鼻に辿り着きました。ここまでは殆ど下りですから早いものです。

エゾリンドウです。未だ9月なのに霜が降りているのが分かりますか。

尾瀬では年間を通した花リレーのアンカーだそうです。

山ノ鼻から先は湿原を歩きます。先ずは牛首分岐(2.2km先)を目指します。

西側に尾瀬を代表する名山の一つ、至仏山2,228mが佇んでいます。

蜘蛛の巣に付いた朝露が輝いています。

7時ちょうどです。未だ朝霧が残っています。

東の先に尾瀬を代表するもう一つの名山、燧ヶ岳(ひうちがたけ)2,356mが佇んでいます。

高層湿原に自生する食虫植物のナガバノモウセンゴケです。

湿原の泥炭層にできる水たまり「池塘」と日本古来の睡蓮「ヒツジグサ」です。

ヤマドリゼンマイが紅葉しています。

ミヤマワレモコウです。深山吾亦紅と書きます。

私は知りませんでしたが「すぎもとまさと」さんや「さだまさし」さんが吾亦紅と言う、いずれも名曲を作られています。

牛首分岐に辿り着きました。鳩待峠の出発から2時間が経過しています。

真っ直ぐ進めば「竜宮」方向で、左に折れれば「ヨッピ吊橋」方向です。どちらでも良かったのですが、竜宮(2.2km先)を目指して進みます。

木道の架け替え工事をされています。ご苦労様です。

木道は尾瀬国立公園全体で約65kmもあるそうです。水に強いカラマツ材も湿原では10年程しかもたないそうです。

資材はヘリコプターで輸送するそうですが、工事に従事する人達は一番近くの山小屋で寝泊まりされるのでしょうか。

湿原の中にも小さな林があります。

尾瀬ヶ原は標高1,400mに広がっていますが、シラカンバ(白樺)とダケカンバ(岳樺)が自生する境界だそうです。

草紅葉がキレイですが、緑一色の尾瀬ヶ原も見てみたいものです。

竜宮尻を通過します。

西側の方向を振り返ると至仏山が見えますが人は誰も居ません。この広い湿原を私だけが独り占めしているようです。

竜宮の十字路に辿り着きました。年季が入った案内標識です。

竜宮小屋です。鳩待峠を出発してから3時間ほど経過しました。

矢印で示されていないヨッピ吊橋(1.5km先)を目指します。

正面に見える山は尾瀬ヶ原の北に位置する景鶴山2,004mです。

自然保護の為、入山は積雪期のみ許可されているそうです。

木道の両脇にヤマドリゼンマイが茂っています。

ヨッピ吊橋に辿り着きました。

ここからは鳩待峠に戻る為、牛首分岐(2.3km先)を目指します。

ん?山の上から狼煙??

きっと半月後ならば山の紅葉も見頃なのでしょう。

池塘の一つにミツガシワが群生しています。氷河期の遺存植物だそうです。

5月下旬~7月上旬には内側に毛がある白い花を咲かせるそうです。

エゾリンドウです。花弁が元々開かないそうなので、それなりに開花した状態と思われます。

ひらひらと木道に降り立ったヒオドシチョウ(タテハチョウの一種)です。

ん?なぜか荷物だけで歩荷さんの姿は見掛けませんでした。

このルートだと、鳩待峠から東電小屋に運ぶ途中でしょうか。

いったいどれ位の重さなのでしょう。一言二言お話を聞いてみたかったです。

木道にはTEPCO(東京電力)とFSC(森林管理協議会)のマークが焼印されています。

国立公園である尾瀬ヶ原が東京電力の私有地とは知りませんでした。

牛首分岐付近まで戻って来ました。

上ノ大堀川のスギナモです。覆い尽くすように密生しています。

もう一度、池塘とヒツジグサの写真を載せます。

11時前に山ノ鼻まで戻りました。鳩待峠を出発してから5時間半ほどが経っています。

山ノ鼻にある山小屋の一つ「至仏山荘」です。すぐ傍の尾瀬植物研究見本園に至仏山への登り専用の登山口があります。

滑りやすい蛇紋岩だらけの登山道らしく初心者には難しそうです。

山ノ鼻から鳩待峠に歩き始めて間もなくの川上橋から眺めた川上川です。もちろん往路でも通っています。

さて、この先しばらくは緩やかな登りだったのですが、最後の最後に息切れするハードな登りが待っていました。

往路で下っている際に気付かず覚悟がなかった為、きつい登りに戸惑って写真を撮るのも忘れてしまいました。


「鳩待峠→山ノ鼻→牛首分岐→竜宮→ヨッピ吊橋→牛首分岐→山ノ鼻→鳩待峠」の初心者向けルートで17kmの道のりでした。

時間的には5時半に出発し12時半に帰り着いたので7時間を掛けています。

13時には昨晩からクルマを置いている戸倉バスターミナル(鳩待峠行きバス連絡所)まで戻りました。


次の目的地「清津峡渓谷トンネル」に移動します。

16時過ぎに辿り着きましたが17時で営業終了する為、往復1,500mをバタバタと見学します。

私が最後に入場した客のようで、向かって来るお嬢さん3人組とすれ違った後は誰とも会いませんでした。

第1見晴所からは柱状節理で織り成された峡谷が見えます。

第3見晴所にある印象深い不思議なアートです。

トンネルの最も奥に位置するパノラマステーションです。

ウユニ塩湖のような水鏡に期待しましたが、午後の遅い時間ではダメでした。

人が居らず絶好のチャンスだったのですが、水鏡も壁面の反射も冴えません。

きっと快晴の青空で明るい午前中がキレイなのでしょう。

第2見晴所にあるトイレです!マジックミラーで外から中は見えませんが落ち着いて用を足せるのでしょうか。

アート感覚に溢れる幻想的な施設でした。

景勝地をこのように仕立てるのも面白いアイデアですね。


この後は明朝の枝折峠にアプローチし易い、道の駅「ゆのたに 深雪の里」まで移動し車中泊しました。

本日のまとめ

憧れの尾瀬ヶ原ハイキングを実現しまして、感動のあまり写真を数多く載せてしまいました。

尾瀬は本当に素晴らしいので、皆様も一度は訪ねて下さい。

もし再訪できるならば、次回は福島県側の沼山峠から尾瀬沼を目指して歩いてみたいと思います。

時期はニッコウキスゲが開花するらしい7月でしょうか。

清津峡渓谷トンネルは水鏡がキレイに映える時間帯を誤ってしまったようで残念でしたが、非現実的な空間で見応えがありました。

明日は枝折峠の滝雲を眺めます。

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