全国を巡る旅 第1弾 4日目:大鳴門橋~瀬戸大橋
2019年6月16日(日):15日間を掛けて西日本(四国~関西・近畿~北陸)を巡る旅の4日目です。
本州と四国を結ぶ二本の橋、徳島県の大鳴門橋と香川県の瀬戸大橋を訪ねました。
本日の移動ルート
走行距離:176キロ
本日の旅の記録
昨晩は徳島県阿南市の道の駅「公方(くぼう)の郷なかがわ」で車中泊しました。
ここには2日後も泊まる事になります。
先ずは大鳴門橋に向かいます。
「日本三大潮流」「鳴門の渦潮」で知られる鳴門海峡に着きました。
淡路島(兵庫県南あわじ市)と四国(徳島県鳴門市)を繋いでいる大鳴門橋です。
橋長1,629m、中央径間876m、塔高144.3mらしく、吊橋の長さを表す中央支間長(主径間長)で国内7位との事です。
右に見える島は飛島です。
潮流の強さに驚きました。10.5ノット(時速19.4km)もあるそうです。
渦潮を見るには、大潮の時期・大潮の時間帯になるべく干潮である事が最も良いそうです。
橋桁の下層空間は鉄道を敷設できる構造として建設されています。
しかし、明石海峡大橋が道路単独橋として建設されている為、このルートに鉄道を通すのは難しいようです。
当面は約450mの遊歩道を伸ばした渦潮の見学施設「渦の道」として利用されています。
飛島と鳴門飛島灯台が良く見えます。
遊覧船には大勢の人が乗っています。
潮流が速い為、事故が起きたら大惨事になりそうです…。
最後に海岸から見上げた大鳴門橋です。
次は瀬戸大橋に向かいます。
その途中で珍しい光景に出会いました。
四方見(よもみ)展望台からのウチノ海の眺望です。
真珠養殖用の筏に釣り人を乗せたのが起源らしく、およそ140の釣り専用筏が点在しているそうです。
瀬戸大橋の袂に拡がる瀬戸大橋記念公園に着きました。
架橋機器展示広場に「ReCUS:無人歩行式海底調査潜水機」が展示されていました。
海底を無人で歩行して調査する潜水機って凄いと思いませんか。
北備讃瀬戸大橋(橋長1,611m)と南備讃瀬戸大橋(橋長1,723m)の二つの橋がアンカレイジを経由して繋がっています。
アンカレイジとはメインケーブルを固定させる為の巨大なコンクリートブロックの事です。
吊橋の長さを表す中央支間長(主径間長)は北備讃瀬戸大橋は990mで国内5位、南備讃瀬戸大橋は1,100mで国内2位だそうです。
陸上部分は長い距離の高架になっています。
円盤のような展望室が地上108mの高さまでゆっくりと3回転しながら上昇する瀬戸大橋タワーです。
最頂部は132mあり、外径15.5mの展望室は100人乗りだそうです。
瀬戸大橋記念公園を離れて高松市内に向かいます。
この日は「ホテル川六 エルステージ高松」に宿泊する事にして、チェックインした後、香川のうどんを食べに散歩しました。
ホテルのフロントの方に紹介してもらった「手打免許 さぬき麺業 兵庫町店(本店)」でカツ丼セット 900円を頂きました。
たいへん美味しゅうございました。
日本一の長さを誇るアーケード「高松中央商店街」がありました。8つの商店街の総称で総延長は2.7kmもあるそうです。
写真は3つの商店街の交差点になる丸亀町壱番街前ドーム広場から見上げた「三町ドーム」です。
本日のまとめ
昨日までの「梅雨の嵐」から一転した好天の下、本四架橋ルートの二つに架かる日本を代表する橋を見学しました。
圧倒されるほどの巨大な建造物には人類の英知を感じます。
また、鳴門の潮流を目の当たりにして自然が生み出す現象に驚きました。
明日は一昨日の暴風雨で仕方なく見送った「UFOライン 町道瓶ケ森(かめがもり)線」に寄った後、石鎚スカイライン~面河(おもご)渓を巡ります。